2025/9/20-21集中山行 谷川連峰馬蹄形

日程 : 2025年9月20~21(土、日)

山域・山名 :  上越 谷川連峰 朝日岳、谷川岳

メンバー : N里(L)、T口

9/20(土)6:00登山口=8:36松ノ木沢ノ頭=9:49白毛門=11:09笠ヶ岳=11:20笠ヶ岳避難小屋=12:14大烏帽子=13:07朝日岳=13:47ジャンクションピーク=15:41清水峠白崩避難小屋

9/21(日)5:35出発=6:02冬路ノ頭=6:46七ツ小屋山=7:52蓬峠=9:05武能岳=11:09茂倉岳=11:43一ノ倉岳=12:50谷川岳オキノ耳=13:08トマの耳=13:20肩の小屋=15:08天神尾根ロープウェイ=鈴森の湯

9/20 駐車場は私たちの車のみ。登山口から樹林帯を進む。木の根っこ急登。帽子から雨が滴る。沢の音がするも、景色は真っ白で何も見えず。松ノ木沢から岩と鎖が濡れている。お助け紐や鎖を新品に付け変えてくださっているので感謝。笠ヶ岳避難小屋に入り、雨風を凌いで休憩。朝日岳に向かう稜線が一ばんの暴風雨。ノコギリ歯状の小ピーク連続で、煽られて岩にしがみつく。真っ白なガスの中、突如清水峠避難小屋が現れる。入室すると内側のドアノブが落ちる。失くすと開けられないので、慎重に練習し、置き場所を決める。明日も風雨で登攀組は困難と予想する。夜も暴風雨で窓がガタガタと音がする。

9/21 雨風止みそうになく、覚悟を決め出発。送電線の仕事道と登山道を見間違えないように確認しながら進む。すぐに笹薮漕ぎが始まる。大玉アザミパンチも食らう。ウメバチソウ、トリカブトに励まされるも、足元は全く見えずぬかるみに足を取られ、笹をつかみながら進む。七ツ小屋山で休憩するも、雨風を凌げず早々に歩き始める。蓬ヒュッテから先はアップダウン修行。茂倉岳で、13:00集中が間に合わないかもしれない、Tは先に行くよう言われるも、白いガスが不安で離れずに進む。一ノ倉岳の登山者から、山頂に登山者が居た、ロープウェイ動いていた、との朗報に足が軽くなる。濡れた岩を慎重に登っていると岩影から「おおーい」と聞き慣れた声。遭難を心配してくれた西黒尾根組のS吉さん。心配掛けて申し訳ないのと、お迎えが嬉しいのと、まさか来ていると思わず涙が出る。富士浅間神社にお礼し、山頂で集中を仲間と喜ぶ。震える手でオキノ耳の記念撮影し、早々に下山。肩の小屋のストーブで久しぶりの暖を取る。ロープウェイより田尻沢と白鷺滝、駐車場近くで湯檜曽川の濁流が見え、改めて風雨修行を労う。                       (記録T)