2024/7/27-29 剱岳→龍王岳 東尾根

メンバー:F川、S井、S吉、S田

7/26 20時に西船橋を古川車で出発。西船橋の道路が渋滞しており、20時30分に京葉道路原木ICに入る。7/27 0時30分に道の駅安曇野松川着。道路沿いで寝たため、車の走る音で全然寝れず。

7/27 5時起床。5時50分道の駅発。6時50分に扇沢駅着。無料駐車場は満車のため、24時間1000円の第3駐車場に駐車。立山黒部アルペンルートのWEBチケットを8時30分に予約していたが、早く着いたため7時半に時間変更。しかし、手数料500円かかってしまった。手数料がかかるなら当日券にすればと後悔。7時半に扇沢駅、9時に室堂着。天気は晴れており、絶景を拝みながらの登山。アップダウンが多い道を行く。雷鳥沢キャンプ場を超えてから徐々に急登になる。13時剱御前小屋着。小屋からは下りとなる。13時50分に剱沢キャンプ場に着。小屋に富山県警の方が常駐しており、雪渓の情報を聞く。クロユリの滝までは夏道を行き、滝を越えてからは剱沢雪渓を降りて源次郎取り付きまで行けるとのこと。雪渓の下見はしないこととした。夕食は鳥団子鍋とお餅。19時に就寝。濃霧。強風。テントが靡く音で睡眠は十分にとれず。

7/28 3時に起床。3時から雨と濃霧。雨が強くなったり弱くなったりしてやむ気配はない。5時の登攀は諦める。雷鳥沢キャンプ場に1泊すること決定。9時にテン場を出発。12時30分に雷鳥沢キャンプ場に到着。テントを設営。翌日の予定を相談。天気がよければ3人で龍王岳東尾根に行くこととする。 酒井さんは周囲をハイキングする予定となった。14時30分に古川のみ雷鳥沢ヒュッテで入浴。温泉は内湯と外湯があったが、洗い場は内湯しかない。外湯と内湯間の移動は服を着なきゃいけない。内湯にシャワーはなく蛇口からお湯を桶に溜めてから洗い流す方式。シャンプーを落とすのに時間を要した。16時30分に夕食。夕食はミートソースとベーコンと野菜炒め。気温十15°。雨は止まない。テント場はロケーションはいいが水捌けが悪い。会のステラは床から水が染み出す。酒井さんの寝袋が濡れる。古川は靴下とズボンが濡れる。その足で靴を履いたため靴の中も濡れる。マイテント内でガスをつけて乾かした。下着は直ぐに乾いたが靴は熱で溶けてしまった。幸いににもハイカットの上の部分のため歩くのには問題ないがショックではある。19時に就寝するが周囲の大学生がうるさく寝付くまでに時間を要した。

7/29 4時起床。晴れ。5時テン場発。5時50分に室堂ターミナルに到着。末吉、島田、古川は登攀の準備をして6時30分に室堂出発。7時15分一ノ越着。強風で体が持っていかれる。ガスが多く東尾根はうっすら見える程度。東一ノ越方面に降りる。東尾根までは登山道から右に分岐して踏み跡が明瞭。7時30分東尾根取り付きに到着。準備をして7時57分登攀開始。岩はフリクションがよく効きホールドも豊富。楽勝だなんて話していると強風で末吉さんがバランスを崩し浮石を踏み、1mほどの岩が落ちる。ここで気が引き締まる。幸いにも後続者はいなかった。その後も強風が続いており体が倒れそうになる。ルート自体は踏み跡が明瞭で迷いはしない。山頂直下がやや嫌らしいところがあったがロープを出すほどでもない。結局ロープは出さずに登攀終了。岩場が終わるとお花畑が現れて、一瞬ガスが抜け青空が顔を出す。お花畑を越えると龍王岳山頂。何ともいい終わり方にテンションが上がる。9時30分に龍王岳山頂に到着。写真撮影をしながらゆっくりと下山。東尾根を見たいがために一ノ越経由で下山する。11時に室堂ターミナル着。

酒井は06:45室堂発。08:00一の越山荘着。強風でガスなので、ここからCT30分の龍王岳はとりやめ下山。09:30室堂着。濡れた寝袋等を岩の上に干し、昼寝。11時に東尾根組と合流。11時45分発のアルペンルート。13時20分扇沢駅に到着。大町温泉薬師の湯で入浴。昼食。14時30分温泉を出発。安曇野ICから長野道・関越経由で20時に西船橋到着。

古川孝至

 

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