はじめに

「船橋勤労者山の会」は、1977年(昭和52年)4月に「船橋勤労者山岳会・野歩の会」として創立され、同年6月に千葉県勤労者山岳連盟に加入しました。そして、1981年(昭和56年)3月には現在の会名に改称し、今日に至っています。
会員数は、現在30名を数え、会員相互がハイキング・縦走・雪山・フリークライミング・登はん・沢登り・山スキー等多様な山行に活発に取り組んでいます。

会のめざすもの

私たちの会は、「一人ひとりが、楽しく・安く・安全に、想った山に登ることができる」ような総合的(オールラウンド)な山岳会をめざしています。
このような目的実現への基礎的保証として相当数の会員が冬山縦走でき、かつそのなかからより総合力を必要とする「冬山のバリエーションルート」の山行を究極の活動目標としています。

活動方針

一人ひとりが、自分の志向に応じて、山行を計画・実施したり、各山行に参加することを基本としています。
会員の成長が会の発展にとって大切と考えています。各種の机上講習や実技・訓練も行っていますので積極的に参加してください。
仲間を大切にします。仲間同士がお互いに啓発することにより、山行参加の機会が増え,よりよいパートナーシップを築き上げてゆきます。

安全な登山のために

すべての会員は、安全に楽しい登山を実践するために、「山行規程」を守らなければなりません。
この「山行規程」には、次のような内容を明記しています。

全ての山行は事前届出制で行うこと。山行終了後、下山・帰宅連絡をすること。
会員は「労山基金」(労山山岳事故対策基金)に加入すること。
遭難事故発生の際は、「船橋勤労者山の会」自らが救助活動を開始すること。

なお、「労山基金」とは、日本勤労者山岳連盟の山岳事故対策基金のことで、全国の労山加入の仲間による助け合いの山岳遭難救済・事故補償制度です。

山行の種類

会の山行は、次の区分によって行っています。

会山行
主としてリーダー部の企画・計画により実施しています。春・夏・冬の合宿を中心として、縦走,登はん,沢登り,フリークライミング,アイスクライミングなどの山行を運営しています。

自主山行
各人が自主的に計画して実施する山行です。

県連山行
県連(千葉県勤労者山岳連盟)の主催する山行で、搬出・救助訓練、雪上確保訓練、雪崩講習会等を行っています。

毎月、第1例会および第2例会を行っています。
例会では、机上講習、 実施した山行の交流、山行募集、山行計画の話し合いなどを行っています。詳細は入会案内のページをご覧ください。

年額10,000円です。
夫婦・親子等家族会員の場合は、二人目以降の会員の会費は年額3,600円です。

労山基金(労山山岳事故対策基金)

遭難対策事業の一環として、日本勤労者山岳連盟(労山)が運営している基金です。労山会員の寄付によって運営する、会員のための山岳遭難救済制度で、救助・捜索やケガ、急病などの登山中の事故を救済対象とします。本会の正会員は必ず加入しなければなりません。

給付内容は、「死亡・傷害」、「救助・捜索」、「入院」、「通院」給付となっています。
払込金は、年額個人1ロ1,000円から最高10口までの任意加入です。
本会会員は毎年5月末更新となっていますので、かならず5月例会時までに更新手続きが必要です。

本会に入会するためには

山が好きな方であれば,年齢・性別・経験を問いません。
本会の規約を認め,入会金・会費を納め教育遭対基金に加入していただくことになります。

入会金は1,000円です。
会費(年額10,000円)は原則として1年分を前納します(年度途中の入会者については年度末までの月数分)。

入会の進め方としては,原則として,例会見学→入会説明会→入会手続き→新人ヒアリング→山行参加等とういうような流れになっています。
例会見学をご希望の方は<こちら>からお問い合わせください。

会の運営

総会
総会は本会の最高決議機関で、毎年3月に開催します。

役員会
会長・副会長・各部役員等による執行機関で月に1回開催します。
役員会は、総会に次ぐ決議機関として位置付けています。
会場は、千葉県連事務所で行っています。

会報「野歩」を隔月で発行しています。
主な内容は、日程・行事予定・部会報告・会員動向・山行案内・山行報告・エッセーなどを掲載しており、会員と会活動をつなぐ重要なパイプ役です。