2026/5/30皇海山

日帰り最難関の皇海山で、固有種のコウシンコザクラに背中を押され、無事登頂できました。

3:30銀山平駐車場=4:20一の鳥居=4:25庚申七滝展望ポイント=5:25庚申山荘=6:30庚申山=6:45御岳山=7:00駒掛山=7:10渓雲山=7:30薬師岳=7:35白山=8:45鋸山=10:00皇海山=11:10鋸山=12:05女山=12:15六林班峠=14:10天下の見晴=14:30庚申山荘=15:15一の鳥居=16:10駐車場

庚申山荘~庚申山:大きな岩から水がボタボタ滴り、コウシンコザクラが涼やかに咲き乱れる。見とれていたら、また虎ロープの外側に出てしまいルート外し。梯子でヘルメット装着。ちょっとした渋滞中にコザクラ写真が撮れる。スマート女性がどんどん登っていくので、ついていくと、途中から踏み跡がなくなり、「違う方に来たみたい」と。梯子と急登で高度をどんどん上げていき富士見台でうっすら富士山を観察。急いで写真を撮り、先を急ぐ。ここでも賑やか関西弁4人組。風が出てくる。

庚申山~鎖場:すぐに本日の鋸山~皇海山の大展望。関西弁組のテンションマックス。濃桃色の石楠花も相まって撮影タイム。あの稜線を登り返すのか~、もう帰りたい、と談笑する。小ピークを登り下りするが、高低差は無い。突如「鎖場渋滞です」と教えてくれる。行動食を出すと「ここは補給って書いてありましたよね」と女子大生が可愛い笑顔で声をかけてくださる。探検部所属で、今日は皇海山、明日上州武尊山、明後日日光白根山で夕方までに大学に戻り授業に出る。八峰キレットより全然こちらが怖い、とのこと。30分待ちでいよいよ順番。

鎖場~鋸山:メインの20M岩場でアリの行列のように登る人たちが見える。後ろの男性から「どないしたら次行きはるんですか」と。下りたら声をかける、と説明。岩だけど砂地でもあり、足場により滑ったり削れたり、その都度落石や小さな砂が落ちていく。左右を見ながら足場を確認し、三点支持を意識。上の方に「おりました~」と声をかけると、渋滞の人が大きな○を作ってくれる。見事な連携プレー。「鎖とロープが束ねられているので触らないで」と上から申し送られたことを、そのまま下の人に送っていく。鋸山まで計10個以上の鎖、ロープ、梯子あり。今までの経験を総動員する。激しいアップダウンの後、急に開けた山頂へ。目の前に皇海山、雪の巻機、谷川岳、八ヶ岳の大展望。

鋸山~皇海山:鋸直下が砂岩ミックスの鎖場。下山者と交差するため、更なる渋滞。運良く1~2名の待ちだったが、中にはここも30分待ちの人もいた。前の男性が「足が攣りそう。山頂諦めるかも」と。下山の男性より「漢方ありますよ」と声をかけている。傾斜は厳しくないが、砂地で滑るため、しりもちをつくが、ロープのおかげで衝撃は弱くて済んだ。大小数か所の鎖を超え、山頂まで急登。下山者が「あとひとふんばりですよ」と声を掛けてくれる。山頂は狭いし展望が無いが、立派な山頂標柱が2本あり。達成感と安堵で、皆が充実した顔ぶりであった。

鋸山~六林班峠~駐車場:巻機~谷川~八ヶ岳を見下ろしながらの下山開始。低めの笹道で急下降ではあるが、段差あり歩きやすい。樹林帯を経て笹薮へ。男性5人組、トレランカップルの後ろにつく。途中、背丈以上の笹薮あるも、馬蹄形ほど密集していないので、かき分ければ前も見えるし、足元も見える。笹が右に倒れておりいざなわれるが道が消える。直進がコースであることを先頭の方が確認し、進んでくださる。トレース泥棒みたい。峠を越えた後は背丈が低く刈ってあるので難しくない。その後は単調かつ気の抜けない細道が続く。天下の見晴へ寄ると360度の大展望。山荘から来た前泊中の男性は足の踏み場が無いほど混雑とのこと。奇岩を見ながら日の入り前に下山する。

難所越え 皇海の空の 石楠花よ