2018/7/14-16 小川山クライミング

7/13深夜 千葉発 7/14早朝 廻り目平キャンプ場着 7/16昼過ぎ 同キャンプ場発・帰葉

7/14 屋根岩Ⅱ峰南陵 セレクション(6P 5.8 NP・一部ボルトあり)
1P目(5.8NP)、いきなり約10mのクラック登場。
2P目ダイヤモンドスラブ。最初の10mは大きな岩を三点支持で登ると30m長のロングスラブ。細かなステップで経験者でもリードは油断できない。花崗岩の摩擦の効きを信じて少しずつステップを切りながら登る。

2P目 ダイヤモンドスラブを登る

3P目はテラスをトラバースし、チムニーをバックアンドフットで登る。
3Pを登りきると、広いテラスに到着。別のルートから登ってきたパーティーも合流し、渋滞中。日差しが強くなり、待つのも一苦労。30分ほどまったら頂上へ向け後半戦へ。

4P目、5mほどのクラックを立ち木やカンテをフル活用して登る。
途中のマウントに以外と苦戦も、頂上直下へ。
5P目、3mほど下ってから岩を回り込むと60度ほどの緩やかな傾斜スラブだが、下が切れ落ちている。
スラブに沿って岩の裂け目が横に続いており、アンダーで一歩づつトラバース。裂け目に入り込もうとするとサブザックが引っかかるため、大きく身体を外に張り出す。
最終6P目。最後は7~8mほどのクラック。左右の岩面に脚を貼ったりクラックをジャミングしながら登る。

日差しが照り続けるので早々に懸垂で降りる準備。
50mロープだと真下まで届かないので、下降点から山側に斜めに降りる。下の方は樹が多いので、トップがロープを持ったまま降る。全員無事に下降。

セレクション頂上にて

 

7/15 屋根岩Ⅲ峰南陵レモンルート(6P 5.8 NP)
1P目、スタンスとホールドが良い簡単なルート。終着点は3人がやっとという足場の狭い場所。
2P目、トラバースから上に向かう。
3P目、核心部のワイドクラック。最初の10mは手足をジャミングで登るが、徐々に岩の間隔が開いていく。10m登るとクラックは斜めに走り出す。腕を立てて肩で固定しようとするが決まらない。身体を思いっきり外に降り出してレイバックで登る。ラスト5mは再びワイドクラックの中に身体を入れて力を振り絞って立ち込む。

3P目 Var.クラック

4P目、Ⅲ級程度岩の隙間を登っていく。
5P目、最終ピッチ。一旦岩の外側にトラバースしてから直登。

屋根岩Ⅲ峰頂上にて

7/16 船山3名で八幡沢周辺のスラブ状岩壁・ガマルートへ(5P、5.8)
1P目、初日の足馴らしで登ったガマスラブから登る。
2P目、30mほどはある大スラブをロープいっぱいに登る。
3P目は林の中をロープを担いで通過。
4P目、スプーンのような滑り台状のスラブを登る。上のテラス以外にホールドがなく、途中のボルトも抜けていて無茶はできない。
5P目、終了点までの緩やかな岩場。スラブ状岩壁の頭に到着しゴール。

H・M記

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